こんにちは!りょうです。
今回は旅と認知症の関係について書いていこうと思います。
前回旅の事についてお伝えしましたが、別角度から他にも良い効果がある事を書いていきますね。
なぜ旅が認知症の予防にいいのかというと、結論は旅は空間認知能力があがるからです。
認知症の中でもアルツハイマー型認知症が空間認知能力の高さに関係してるそうですね。
認知症になる時、脳の中で変化が起こるのですが最初に認知症にかかる脳の部分が空間認知を司る部分と同じ事が分かりました。
認知症の方で徘徊したりするのは今どこにいるか分からないからだそうですよ。因みに忘れやすくなる記憶力も旅で上がるそうです。
知らない現地を歩いたり、新たな刺激を五感で認知。感じる事でも脳が活性化します。
迷ったりわかりにくい道を歩くのも空間認知能力が上がり脳が鍛えられるそうです。
ロンドン市街など道がとても細かいらしいのですが、そこのタクシー運転手は脳の海馬(記憶を司る部分)が一般の方より発達してるそうです。
空間認知能力を鍛える為に脳はどうなっているのか...
場所細胞とグリッド細胞を鍛えられています。
場所細胞とは、
脳の海馬の中にある、場所(一つの空間)を記憶する細胞です。
何がどこにあるか考える細胞です。
グリッド細胞とは、
脳の弓内野にある細胞。移動に合わせて規則的に発火する細胞です。
分かりにくい方は、向こうまでどうやっていくかイメージしたりその場所の位置を考えるのが場所細胞で向かっている時の行動中にリンクしてるのがグリッド細胞です。
全体図の把握が場所。今動いている道中がグリッドです。
これらの細胞をどうやって鍛えるか...
なんでもいいから移動する事です。
旅は代表例で普段の日常でもいつもと違う道を歩いたり、車やサイクルでもナビを使う量を減らす事が重要だそうですね。隣の駅で降りるのも身近な旅です!
因みにゲームでも効果が出てるそうなんですよ。
つまりこれって実際に移動する事が重要ではなく、移動をイメージして認識する事が大事な感じがしますね。
認知症は現代病で掛かっている方もだいぶ増えています。健康寿命を延ばす為になるべく取り組みましょう!
おわり
コメント